頭痛や腰痛、膝痛などに神経ブロック注射

06-6708-7061

各種治療法

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ブロック注射・お薬・リハビリ
痛みの原因に適した治療をご提案します。

当院では痛みの原因がどこからきているのかを総合的に診断し、患者様にわかりやすく説明いたします。

そのうえで、それぞれの疾患や患者様のご希望に沿って、下記の各治療法を組み合わせ、最適な治療法をご提案させていただきます。

神経ブロック療法(ブロック注射)

神経ブロック療法(ブロック注射)

主に局所麻酔薬を用いた治療で、神経に直接、またはその近くに注射する事で、痛みによる神経や筋肉の緊張をとり除き血流を改善し発痛物質を洗い流すなどの作用により、自律神経のバランスを整えます。
ブロックが注射であることに対して怖いと思う方が多くいます。以前に比べ安全性や針の太さなどが改善されてきており、大半の方が「辛抱せずに早く受ければよかった」と言って頂けます。
ここではペインクリニックで行われる代表的なブロック注射について説明させて頂きます。

ブロックの種類によっては、治療後一定の時間安静にして頂く必要がありますので、時間に余裕を持ってお越しください。
初診や久しぶりの方は諸事情により当日に神経ブロックなどの治療が行えないことがありますのでご了承ください。

ドクターズファイル
  • 硬膜外ブロック

    背骨(脊柱管:せきちゅうかん)に囲まれている脊髄の周囲を包む硬い膜の外側の空間(硬膜外腔:こうまくがいくう)に、主に局所麻酔薬を注入して痛みの神経をブロックします。
    運動神経や自律神経もブロックされるため、筋肉や神経の緊張が緩和され、血流が改善される効果もみられます。このブロックは、おおよそ1-2週間に1回の頻度で行います。

  • 星状神経節ブロック

    頚部にある自律神経の集まっている部位(交感神経節:こうかんしんけいせつ)に局所麻酔薬を用いることで神経の緊張を緩和し、主に頭部から上半身の血流が改善されることで痛みを和らげます。
    このブロックはストレスからくる頭痛や肩こり、背中の痛みなどに有効です。おおよそ1-2週間に1回の頻度で行います。

  • 神経根ブロック

    痛みの原因となる神経が限定されている場合や、硬膜外ブロックが有効でない場合に行います。確実かつ安全におこなうため、MRI検査を受けて頂き原因となる部位を診断してから、レントゲンで確認しながら(透視下ブロック:とうしかブロック)おこないます。
    局所麻酔薬や抗炎症薬(ステロイド)を注入し、原因となっている神経の炎症を抑えます。

  • 肩甲上神経ブロック

    肩は体の中でも前後、左右、上下と複雑な動きをする関節で、痛みが出現するとなかなか軽減しないことがあります。
    この神経は、肩の動きに非常に重要な役割の腱板(棘上筋:きょくじょうきん、棘下筋:きょくかきん)を支配しており、これが痛みの原因となることが多く、関節内へのヒアルロン酸注射と組み合わせて行うこともあります。おおよそ1-2週間に1回の頻度で行います。

  • 肋間神経ブロック

    肋骨に沿って走る神経が痛むことでおこる「肋間神経痛」に対して行います。この痛みは症状であって病気の原因ではありませんから、ブロックと同時に原因を探す必要があります。場合によってはレントゲンで確認しながら(透視下ブロック:とうしかブロック)おこないます。おおよそ1-2週間に1回の頻度で行います。

  • トリガーポイント注射

    非常に普及している治療法で、押さえて痛い部位(圧痛点:あっつうてん)や強いコリの部位に注射をして痛みを和らげます。
    東洋医学のツボに相当する部位が多く、当院では頭痛、肩こり、背中の痛みに対しておこなうことが多いです。
    おおよそ1-2週間に1回の頻度で行います。

薬物療法

薬物療法

神経ブロック療法の補助的手段として、あるいは神経ブロックを行うほどではない患者様に対して、鎮痛薬や鎮痛補助薬などを用いた薬物療法を行っています。

痛みの原因や症状に合わせて、適切な組み合わせと量のお薬を処方させていただきます。

アスピリン、ロキソニン、ボルタレン、カロナールなどの一般的な消炎鎮痛薬のほかに、鎮痛補助薬と呼ばれる抗不安薬や抗けいれん薬、抗不整脈薬などを組み合わせ、つらい痛みを和らげていきます。

これらの治療を用いても十分な鎮痛効果が得られない場合には麻薬性鎮痛薬と呼ばれる医療用麻薬を用いて痛みを取り除く方法もあります。

物理療法・リハビリテーション

物理療法・リハビリテーション

痛みのせいで身体を動かしにくくなることで筋肉が痩せてきたり、関節が固くなったりすることがあります。

慢性の痛みや運動機能障害に対して、低周波治療や干渉波治療、牽引などの物理療法や、リハビリテーションの手法を用いて、疼痛の緩和や運動機能の改善をおこないます。当院では下記のようなリハビリ機器も充実させております。

当院ではリハビリ機器も充実させております

  • 温熱療法(マイクロ波治療器、ホットパック)

    温熱療法(マイクロ波治療器、ホットパック)

    マイクロ波治療器は、体の深部まで加温し、血流・血量が増大させて新陳代謝を促進します。血行不良からくる痛みやシビレに使用します。
    ホットパックは、これまでの単調な温熱治療を改善し温熱リズムを加えた快いホットリズミーを使用。新陳代謝や循環促進を促します。

  • 電気刺激療法(干渉波治療器、低周波治療器)

    電気刺激療法(干渉波治療器、低周波治療器)

    周波数が異なる2つの中周波電流を患部に流し、体内に生ずる干渉波の大きな電気エネルギーで筋肉を収縮させ、血流を改善し、痛みを緩和します。ソフトで、深さと広がりのある刺激が特徴です。
    肩関節周囲炎、肩こり、変形性膝関節症、膝内症、腰痛症、座骨神経痛 等に使用します。

  • 牽引療法

    牽引療法

    腰椎や頸椎の変形を矯正し、神経の圧迫を除圧して痛みを和らげます。座席に座り腰用ベルトを締めるだけで、全て自動的に牽引治療をおこなうことができます。
    椎間板ヘルニア、坐骨神経痛 、頚椎症 等に使用します。

  • マッサージ(メドマー)

    マッサージ(メドマー)

    空気の力で脚をマッサージし、脚部の血液とリンパ液の流れを促進します。
    血行促進、疲労回復、筋肉の疲れ・こりをほぐす、術後静脈血栓症の予防、リンパ浮腫などに効果があります。

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